[日中40周年式典中止]外交立て直しが急務だ Tweet 2012年9月25日 09時26分(10時間26分前に更新) 中国政府は、27日に北京の人民大会堂で開く予定だった日中国交正常化40周年記念式典を中止する、と日本側に通告した。尖閣諸島国有化に対する中国の対抗措置は、一向にやむ気配がない。 共産党大会を控え抗議デモは中国当局によって抑え込まれているものの、中国の海洋監視船など4隻が24日も尖閣周辺の日本の領海に相次いで侵入した。中国国家海洋局は、国有化に対抗して尖閣諸島の岬や湾など26カ所に独自の名前をつけた、という。 こうした一連の対抗措置は、あらかじめ作成された「行動計画」に基づいて、計算ずくで実施している、と見るべきだろう。 国有化したのは日本側だ。日本政府は当然、中国の反発を予想し、中国によるさまざまな対抗措置も想定したうえで、国有化に踏み切ったはずだ。だが、日本側に準備の周