先月28日から今月2日にかけて岩手県の釜石海上保安部が予定していた、東日本大震災の行方不明者の海中捜索が、尖閣諸島を巡る問題などで巡視船を確保できず、中止になっていたことが分かりました。 釜石海上保安部は毎月数回、震災で行方が分からない人の海中捜索を行っていて、先月28日から今月2日にかけても、岩手県の大船渡湾で捜索を計画していました。 この捜索にあたって、第2管区海上保安本部に1隻しかない、海中捜索に対応した巡視船「くりこま」が整備中だったため、新潟海上保安部から別の巡視船が派遣される予定でした。 しかし、釜石海上保安部によりますと、尖閣諸島を巡る問題で周辺の海域の警備が強化されたことなどから、新潟から巡視船の派遣を受けられなくなり、海中捜索は中止になったということです。 巡視船「くりこま」は、宮城県沖の太平洋で三重県の漁船と貨物船が衝突し、漁船が沈没した事故を受けて、整備を切り上げて行
日本の領土や領海に関心が高まるなかで、NHKが領海の根拠となる島を沖縄県内で調べたところ、少なくとも4つの島について、管理者がはっきりしないことが分かりました。 専門家は標識を立てるなど管理を徹底する必要があると話しています。 領海は、国連海洋法条約で、干潮時の海岸線から外側に12海里(およそ22キロ)までの海域と定められていて、日本はおよそ43万平方キロメートルの領海を持っています。 NHKは日本の領土や領海について管理の実態を明らかにするため、海上保安庁が作成する海図を基に領海の根拠となっている沖縄県内の島を調べました。 その結果、領海の根拠となっている島は、沖縄本島をはじめ、少なくとも44あり、27は無人島でした。 この27の島の所有者や管理の状況について、国や自治体の関係者を中心に調べたところ、不動産登記がされていたり、国有財産として台帳に記載されるなど、管理が明確なのが14、登記
横浜海上保安部の48歳の海上保安官が、5日夜、千葉県四街道市の路上で、下半身を露出したとして公然わいせつの疑いで逮捕されました。 逮捕されたのは、横浜海上保安部で巡視船に乗船している海上保安官で、千葉市若葉区に住む小野雅弘容疑者(48)です。 警察によりますと、小野海上保安官は、5日午後11時前、四街道市の路上で、女性用の下着を着て下半身を露出したとして公然わいせつの疑いが持たれています。 近くにいた女性から通報があり、駆けつけた警察が車の中にいた小野海上保安官から事情を聴いたところ、容疑を認めたため逮捕しました。 警察の調べに対し、小野海上保安官は「興奮するのでやった」と話しているということです。 横浜海上保安部の山本裕一部長は、「職員が逮捕されたことは誠に遺憾で、今後、事実関係を調査し厳正に対処したい」とコメントしています。
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