アサド政権と反政府勢力、それに過激派組織IS=イスラミックステートによる三つどもえの内戦が続くシリアでは、この4年間で、アサド政権による拷問で死亡した人の数が、1万3000人近くに上ることが分かりました。 こうしたなか、イギリスを拠点にシリアの内戦の監視を行っている「シリア人権監視団」は13日、2011年の3月以降の4年間で、アサド政権による拷問で死亡した人が1万2751人に上っていることを明らかにしました。 このうち、108人は18歳未満だったということです。 また、このほかにも、政権に拘束されたあと、行方が分からなくなっている人が2万人以上いるほか、遺族の中には、反政府勢力によって殺されたという書類にサインさせられた人たちもいるということです。 「シリア人権監視団」では、今もおよそ20万人が当局に拘束されているとみており、国連を中心とした国際社会に、拘束されている人たちの解放に向けて政
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