なぜいま日本で「QRコード決済」が注目を集めているのか?:鈴木淳也のモバイル決済業界地図(1/3 ページ) 2月27日、メディア各社の報道で「三菱東京UFJ、三井住友、みずほの国内3メガバンクがQRコード決済で規格統一連携へ」というニュースが話題になった。それによれば、最近ブームとなっているQRコード決済市場への参入にあたり、3行がその規格を統一して必要なシステム投資などを共同で行う新会社設立も検討しているとのこと。この分野ではインターネット事業者からは楽天やLINEが、スタートアップではOrigamiなどの事業者が、そして先日には携帯キャリアからNTTドコモが参入を表明している。 報道では3行は2019年中のサービスインを目指しているとされるが、同件について三菱東京UFJに問い合わせたところ「話し合いの事実があるのは確かだが、具体的なプランまでは踏み込んでいないのが実情」(同社広報部)と
皆さんは「Midori」というプロジェクトを聞いたことがあるだろうか? Midori単体では8年近く、その前身となったプロジェクトも含めれば実に10年以上にわたって研究開発が進められてきたMicrosoftの極秘プロジェクトだ。 筆者も小耳に挟んだことがある程度のこのプロジェクトだが、今年2015年11月になり同プロジェクトの元メンバーだったJoe Duffy氏が、Midoriプロジェクトで進められてきたことを語りつつ、その成果の一部を自身のBlog上で定期的に公開し始めて話題になっている。本稿では「Midoriプロジェクト」の概要に触れつつ、それがMicrosoftで果たした役割について考えてみる。 「Windowsの次」を目指したOSプロジェクト 現時点でMidoriについて一般に公開されている情報はほとんどない。最盛期には100名以上のMicrosoftでも一流の技術者や研究者らがチ
米国のホリデーシーズンと言えば、感謝祭直後のブラックフライデーに代表される小売店のセールスが楽しみな時期だ。年末商戦で盛り上がる日本の百貨店や量販店をイメージしていただければ分かりやすいだろう。 日本には進出していないが、米Microsoftはリアル店舗としてのMicrosoft Storeを米国内に複数出店しており、クリスマスムードの中でセールを実施中だ。今回は米カリフォルニア州パロアルトにあるStanford Shopping Center内のMicrosoft Storeを訪ねてみた。 iPhoneやAndroidスマホが目を引くが…… 同店ではセール対象のほとんどがPC本体に集中していて、アクセサリーやソフトウェア狙いだった筆者にはあまり魅力的な製品はなかったのだが、ちょっと気になる店内の変化があった。なんとAndroidとiOSデバイスの専用コーナーが設置されていたのだ。しかも、
既報の通り、ソフトバンクは日本時間で15日、米Sprint Nextelの201億ドルでの買収で合意したと発表した。このうち121億ドルはSprintの既存株主に支払い、残り80億ドルはSprint本体への直接投資という形で、今後の同社の財務体質強化のために投じられる。全体ではSprint株の7割程度の株式をソフトバンクが取得する形となり、残り3割は一般投資家らを含む他の株主らの取得余地分となる。 現在Sprintは米ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場しているが、今後も上場を維持し、引き続き米国企業として現地で活動するメリットを享受する。本稿では、日本の読者がまず疑問に思う「Sprintとはどんな企業なのか?」「買収による日本の既存ユーザーへのメリット/デメリット」について考察していく。 Sprintとはどんな企業なのか? ソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏(左)と米Sprint
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