こないだ家移りしたのだけど、引越すにあたっては、とにかくいらないものは捨ててしまおうという方針で臨んだ。いらないといっても気分的なものではなく、年単位で出し入れのなかったものは、どんなに思い入れのある品だろうと廃棄か売却という感じ。気づけば10代の頃に書きためた詩のノートも写真も処分、古いシンセも粗大ゴミ、ゲームもDVDも売却というわけで、ずいぶんと身軽になった。 なんでこんなに捨てる決断ができたかというと、前回の引越しからの5年間で、いろんなもののデジタル化が進んだこと、それに伴ってデータの価格破壊が進んだことが大きい。シンセなんかサンプリングデータの容量はハード時代の1万倍になったのに、価格は6分の1だ。書籍についても、本当に必要になれば図書館、最近のものなら元データが電子期に保存してある可能性が高く、いずれ電子書籍化を期待できるだろう。ゲームも音楽もデジタル配信が当たり前になったわけ
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