甲府市で民家が全焼し、住人の井上盛司さん夫婦とみられる遺体が見つかった事件で、井上さんの次女への傷害容疑で逮捕された少年(19)が山梨県警の調べに対し、「家に侵入したのが見つかれば、家族全員を殺そうと思っていた」と供述していることが15日、捜査関係者への取材で分かった。 【写真】甲府地検に入る、逮捕された少年を乗せた車 少年は井上さんの長女に好意を寄せていたが、「交際を断られ、LINEをブロックされた」とも供述。県警は、少年が交際拒否を逆恨みして事件を計画したとみて、殺人容疑などを視野に経緯を調べている。 捜査関係者によると、少年は10代の長女と同じ高校の出身で面識があり、「一方的に好意を寄せ、交際を申し込んだが断られた。やりとりしていたLINEもブロックされた」と供述。さらに「思い通りにならないので侵入しようと思った。見つかれば家族全員を殺害するつもりだった」と話し、井上さん方の住所につ
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