少年時代は特撮テレビドラマ『ウルトラマン』に熱中し、1967年4月9日に放送された最終話「さらばウルトラマン」の作中でウルトラマンがゼットンに倒されたシーンを見てショックを受け、ウルトラマンの仇を討つためにゼットンを倒そうと、少林寺拳法を習い始めた[5](小学生で初段を取得)。両親が離婚(後述)する前までは普通の生活をしていたが、両親は戦前生まれであったため食べ物を残すことには厳しく、前田の嫌いなニンジンやピーマンは無理にでも食べさせられた[6]。 北陽高校時代は空手とオートバイに熱中した。オートバイは家庭をほったらかしにして家にあまり帰って来ない父親がいなくても食事にありつく手段に辿り着けるように、父親に無理を言って買わせた[6]。空手は、当時の友人から「お前よりも強いやつがいる」として紹介された田中正悟[注釈 1]に師事したほか、無想館拳心道館長の岩崎孝二から学んで二段を取得し、極真空