コタキナバル(マレー語: Kota Kinabalu)は、マレーシア・サバ州の州都。人口は約50万人(2020年)で、東マレーシア(ボルネオ島のマレーシア領地域)で最大の都市である。 「コタキナバル」はマレーシア語で Kota Kinabalu と書くため、KK と略されることがある。 現在はサバ州の政治経済の中心であると共に、マリンリゾートやキナバル自然公園(キナバル山)への玄関口としても知られている。 19世紀以前のこの地にはアピアピ(API-API、マレーシア語で火の意味)、または略称でアピと呼ばれる村落があった。北ボルネオ会社は沖合のガヤ島(英語版)(Pulau Gaya)に本拠地を置いていたが、バジャウ族(英語版)に焼き打ちにあい、1899年アピアピに本拠を移した。アピアピの地名は焼き打ちを連想させるため、当時の北ボルネオ会社副会長の名前を取ってジェッセルトン (Jesselto