尖閣、平和的解決望む=「いずれかの肩持たず」−米国防長官 尖閣、平和的解決望む=「いずれかの肩持たず」−米国防長官 会談を前に握手するパネッタ米国防長官(右)と玄葉光一郎外相=17日午前、外務省(代表撮影) 米国のパネッタ国防長官は17日、外務、防衛両省を相次いで訪ね、玄葉光一郎外相、森本敏防衛相と個別に会談した。パネッタ長官はこの後、防衛相とともに共同記者会見に臨み、沖縄県・尖閣諸島をめぐって緊張する日中関係について「主権に関する紛争は、いずれの国の肩も持たない」と強調。その上で「平和裏の解決を望んでいる」と述べ、事態の沈静化へ日中双方に冷静な対応を求めた。 パネッタ長官は、米国の対日防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条を尖閣諸島に適用するかに関しては「条約の義務を遂行する立場は変わってない」と語り、尖閣も対象との米国の立場を改めて示した。 玄葉外相との会談では、外相が日中関係につ
尖閣、米国防長官「平和的解決望む」=オスプレイ安全策は前進 尖閣、米国防長官「平和的解決望む」=オスプレイ安全策は前進 パネッタ米国防長官は17日、森本敏防衛相との会談後の共同記者会見で、沖縄県の尖閣諸島をめぐる日中両国の対立に関し、「主権に対する紛争は、いずれの国の肩も持たない。平和的解決を望んでいる」と語った。 沖縄に配備予定の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの安全確保策については、森本防衛相が「日米合同委員会の議論が大きく進展していることを双方が確認した」と説明。パネッタ長官も「大きな前進をみることができた。間もなく好ましい発表ができる」と語った。 (2012/09/17-14:26)
日中「紛争化の恐れ」=尖閣めぐる緊張を警戒−米国防長官 日中「紛争化の恐れ」=尖閣めぐる緊張を警戒−米国防長官 【東京AFP=時事】パネッタ米国防長官は16日、沖縄県・尖閣諸島をめぐり日中間で緊張が高まっていることについて「幾つかの島をめぐり挑発行為が続けば、当事者の一方あるいは他方が判断を誤り暴力に訴え、紛争化する可能性がある」と述べ、強い警戒感を示した。訪日の途上、記者団に語った。 長官はさらに「その紛争は、拡大する恐れもある」と述べ、尖閣問題に関して日中に自制を促す姿勢を示した。 パネッタ長官は17日に日本で森本敏防衛相と会談した後、中国を訪れる予定。(2012/09/16-22:48)
結論ありきの「安全」演出=オスプレイ配備へ日米合作−地元説得に高い壁 結論ありきの「安全」演出=オスプレイ配備へ日米合作−地元説得に高い壁 【ワシントン時事】3日(日本時間4日)の日米防衛相会談とその後に行われた森本敏防衛相の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ試乗は、両政府が協力して同機の安全性をアピールする場となった。しかし、「配備ありき」の姿勢に沖縄など地元が態度を軟化させる可能性は低く、説得のハードルはなお高い。 ◇絶賛する防衛相 「飛行は大変快適」「横振れは全くない」「騒音がそれほど被害を受ける印象はない」。試乗後、ワシントン市内で記者団に感想を問われた森本氏は、オスプレイを絶賛するようにまくし立てた。 森本氏は航空自衛隊在籍当時、戦闘機部隊で整備員を務めていた「エキスパート」(防衛省筋)。自らその経歴に触れた同氏は「安定飛行できることは(地元に)説明できる」と胸を張った。
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