李 克強(り こっきょう、り こくきょう、リー・クーチアン、リー・コーチアン、簡体字中国語: 李 克强、1955年7月3日 - 2023年10月27日[4])は、中華人民共和国の政治家。第7代国務院総理、第17・18・19期党中央政治局常務委員。胡錦濤元総書記と同じく中国共産主義青年団(共青団)の出身である[5]。習近平党総書記と共に中国共産党第5世代の指導者とされた[6]。 経済学博士号を持つ理論家として知られた。その経済政策は「リコノミクス」と一時脚光を浴びたが、習近平への権力集中に伴い存在感は限られていた[5]。 1955年7月3日に安徽省合肥市に誕生する。胡錦濤とは、戸籍上は同郷人である[注釈 1]。1974年3月から1978年3月にかけて安徽省鳳陽県大廟公社で労働に従事。この間の1976年5月に中国共産党に入党する。同年11月より大廟公社大廟生産大隊党支部書記を務める。文化大革命