東京都江戸川区西葛西に生まれ、4歳まで育つ[1]。父親は建築家である[3]。父方の祖父は香川県綾歌郡綾川町出身[4]で、首都圏では珍しい乙武姓は同町に20軒ほど存在する。 4歳から16歳まで世田谷区用賀で育つ[1]。世田谷区立用賀小学校、世田谷区立用賀中学校、東京都立戸山高等学校卒業。 左から蓮舫、乙武洋匡、音無美紀子、大塚俊弘。2011年撮影。なお、蓮舫とはのちに2022年の参院選東京都選挙区で争うこととなった。 早稲田大学政治経済学部経済学科在学中に早稲田のまちづくり活動に参加。このまちづくり活動を取材したNHKの番組出演がきっかけで、障害者としての生活体験をつづった『五体不満足』を1998年10月に刊行。単行本の表紙には電動車いすに乗り移動する乙武の写真が用いられた。「障害は不便です。しかし、不幸ではありません」と言い切る新鮮なメッセージが読者の心をつかみ(これは三重苦のヘレン・ケラ