【ニューデリー=岩田智雄】7日のインド・メディアの報道によると、インド東部オディシャ州ブバネシュワルの動物園で、30代の男性が夫婦げんかの末にライオンのおりに飛び込み自殺を図った。男性は一命を取りとめたものの、ライオンにかまれるなどして重傷を負った。 タイムズ・オブ・インディア紙によれば、同州に住む30代の警備員、スリャナラヤン・ダスさんは5日、ナンダンカナン動物園の柵の中で眠っていたオスとメス計2頭のライオンに敬礼をした後、服を脱いで舎内に飛び込んだ。2頭はダスさんのにおいをかいだ後、ひっかき、かみついた。 動物園内はパニックになり、客ら数百人が叫び声を上げながらライオンに投石したところ、動物園生まれで狩りの経験がない2頭は舎内の奥にひっこみ、ダスさんは救出された。 アジアン・エイジ紙によれば、ダスさんは収容先の病院で、「妻はいつも私に小言を浴びせていた。私を決して愛しておらず、他