後発医薬品の義務化困難=生活保護見直し案に反論−三井厚労相 後発医薬品の義務化困難=生活保護見直し案に反論−三井厚労相 三井辨雄厚生労働相は23日の閣議後記者会見で、財務省が後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用を生活保護受給者に義務付ける方針を打ち出したことについて、「一般医療で義務化されていないものを生活保護者だけに義務付けるのは困難。バランス面でおかしい」と反論した。 三井厚労相は、同時に示された医療費の一部自己負担導入の方針にも、「金銭的な理由で必要な医療を抑制する恐れがある。慎重な検討が必要だ」と疑問を呈した。 生活保護の医療費をめぐり、三井厚労相は2日の着任会見で一部自己負担の導入を検討すると発言したが、同日中に訂正している。(2012/10/23-13:06)