アンドロイドのスマートフォンに保存された電話帳の個人情報を勝手に外部に送信するアプリが見つかった事件で、警視庁は東京にあったIT関連会社の元会長ら5人が不正なアプリの作成に関わった疑いが強まったとして逮捕しました。 これまでにおよそ9万人の端末から1000万人余りの情報が流出したことが確認されています。 逮捕されたのは、東京にあったIT関連会社の元会長の男ら20代から30代の男女5人です。 問題のアプリはアンドロイドのスマートフォン向けにインターネット上で無料で公開されていたもので、利用者の端末に登録されていたすべての名前や電話番号などを無断で外部のサーバーに送信する機能を持っていました。 これまでにおよそ9万人の端末から1000万人余りの情報が流出したことが確認されていました。 警視庁はことし5月、男が経営していたIT関連会社などを捜索して捜査を進めた結果、5人がコンピューターウイルスで