奈良県大和高田市の中学校の男性教師が、登校しなかった女子生徒の自宅を訪問して、この生徒に体罰を加え、けがをさせていたことが分かり、教育委員会は、教師の処分を検討しています。 大和高田市の教育委員会によりますと、市内の中学校の30歳の男性教師は、今月18日、担任を務める1年のクラスの女子生徒が登校しなかったため自宅を訪問しました。 その際、登校を求める指導に従おうとしなかったとして、女子生徒の顔を平手でたたいたり、拳で殴ったりする体罰を加え、目の下を骨折する1週間のけがを負わせたということです。 この教師は教育委員会の調査に対し「理由もなく学校を休んだり遅刻をしたりしていたので指導していたが、カッとなって行き過ぎた行為をしてしまった」と話しているということです。 教師は、自宅で謹慎していて奈良県教育委員会が処分を検討しています。 市教育委員会の土谷尚敬教育長は「体罰のない子どもたちに寄り添っ