[ジャム(インド) 8日 ロイター] インド軍は8日、領有権を争うカシミール地方でパキスタン軍と銃撃戦があり、兵士2人が死亡、1人が負傷したと発表した。同地方では6日にも両軍が交戦し、パキスタン兵1人が死亡していた。 インド軍のスポークスマンは、パキスタン軍がインドの支配地域に越境してきたと説明し、死亡した兵士の1人は手足を切断された状態で発見されたとしている。
インドとパキスタンが領有権を争っているカシミール地方で、両国の軍どうしの銃撃戦が起きて、パキスタン軍の兵士2人が死傷し、今後、両国の対立が強まることが懸念されています。 パキスタン軍によりますと、6日朝早く、カシミール地方にあるパキスタン軍の検問所がインド軍から攻撃を受けて銃撃戦となり、パキスタン軍の兵士1人が死亡し、1人が重体になっているということです。 パキスタン軍は、インド軍がカシミール地方に駐留している両国の部隊を隔てる暫定的な境界線を越えて攻撃をしかけてきたと主張しています。 これに対して、インド軍はパキスタン軍から砲撃を受けたため反撃したと主張し、インド軍は暫定的な境界線を越えておらず、パキスタン軍の攻撃は停戦合意に反すると非難しています。 インドとパキスタンは、1947年の独立以降、カシミール地方の領有権などを巡って戦争を3度繰り返していて、これまでにもカシミール地方では軍ど
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