カタリナ・デ・エラウソ(スペイン語: Catalina de Erauso、1592年 – 1650年)は、17世紀前半のスペインおよびスペイン領アメリカの半伝説的な人物。「修道女中尉」を意味するラ・モンハ・アルフェレスと呼ばれた。 生涯[編集] カタリナはバスク地方の都市サン・セバスティアンに兵士の娘として生まれた。彼女は修道女になることを期待されて修錬女となったが、正式に修道誓願をする直前だった15歳のとき、鞭打ち行に耐えられず修道院を脱走した。カタリナは4歳の時に修道院に入って以来、一度も外の世界に出たことはなかった。カタリナは男装して「フランシスコ・デ・ロヨラ(Francisco de Loyola)」と名乗り、サン・セバスティアンを離れてバリャドリッドへの長い旅に出た。途中でビルバオを訪れた際、カタリナは同郷のバスク人の手伝いとして新大陸へと向かう船の乗組員となった。 彼女はスペ
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