JFEエンジニアリングは、商船三井から就航中の大型原油タンカー(VLCC)向けに、バラスト水処理装置「JFEバラストエース」を受注したと発表した。 商船三井は、同社が掲げる「環境戦略目標」の中で、バラスト水処理装置の先行搭載プロジェクトを推進しており、この一環として今回搭載を決定した。国内船主による就航中のVLCCへのバラスト水処理装置の搭載は初めて。 JFEエンジが今回受注した装置は、3500m3/h×2台(防爆)+350m3/h(非防爆)と、国内船最大の処理能力を持つ防爆仕様となる。搭載工事は今年3~4月の本船入渠時に実施する予定。 商船三井では装置選定に当たって、JFEバラストエースの設置スペースや消費電力が小さいというメリットに加え、バラスト水の大量処理の確実性、安全性、アフターサービス面での信頼性を高く評価して採用した。 バラスト水規制は、昨年6月にUSCG(米国沿岸警備隊)によ
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