カイロ(CNN) エジプトのムルシ大統領は6日、首都カイロ市内でCNNとの単独インタビューに応じ、内戦が続くシリア情勢などについて語った。シリア反体制派が求めるアサド大統領の訴追を支持する立場を示した。 ムルシ大統領はアサド大統領に改めて退陣を求めたうえで、「流血が終われば、国民の選んだ議会と政府による新たな時代が始まる。国民に対して犯罪を犯した者たちをどうするのか、それは国民自身が決めることだ」と述べた。国際刑事裁判所(ICC)に戦争犯罪の罪に問うべきかとの質問には「私ではなく、シリア国民がそれを望んでいる」と答えた。 ムルシ大統領はさらに「国民の時代がやって来た。これはエジプト国民と同様、シリアの国民の望みでもある。シリア国民は勝利するだろう。かれらにはその意志がある」と語った。 また、自身が昨年ガザ停戦を仲介したパレスチナ情勢を巡っては、アッバス・パレスチナ自治政府議長と、ガザを実効