アジア地域/タイ(ミャンマー難民) 長引く困難な生活 1948年以来続いているミャンマー政府軍とカレン族など少数民族の間の紛争と、ミャンマー国内で起きている人権侵害により、1984年よりミャンマー難民がタイに流入し始めました。タイ国内にはミャンマーとの国境近くに9つの難民キャンプがあります。 UNHCRは、タイ政府や難民キャンプ委員会、約20の国際機関や現地NGOと協力して、食糧、水、衛生・医療、教育、安全などの分野で難民を援助しています。 ミャンマーはまだまだ情勢が不安定で、多くの人々が長期にわたる避難生活を強いられています。キャンプでは、日用品、特に調理用油、かまど、衣服、毛布、蚊帳、マットレス、石鹸、ポリタンク、照明器具などが不足しています。また、専門家が土砂崩れや土壌流出のおそれを指摘しており、UNHCRは植林プロジェクトを開始しましたが、さらに多くの木を植える必要があります。
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