自ら裸を撮影42%=児童ポルノ過去最悪−スマホ普及が背景・警察庁 児童ポルノ事件の被害者として全国の警察が2013年に身元を特定した18歳未満の子どもは646人で、前年より115人(22%)増えたことが6日、警察庁のまとめで分かった。統計の残る00年以降で最も多く、42%は自分で裸を撮影してメールで送る「自画撮り」だった。 女子中学生に裸画像送らせる=容疑で大学生逮捕−警視庁 同庁は「スマートフォンなどインターネットへ簡単に接続できる携帯電話の普及が背景にある」と分析。「画像がネットに流出すると回収は難しいが、危険性が理解されていない」として、親と子への情報モラル教育を強化する。 摘発した事件数も48件増の1644件となり、過去最多だった。写真や映像を撮影したりさせたりする「製造」事件が797件で、153件増加。残りはネットへの掲載など「流通」事件で105件減った。 身元を特定した子