アメリカのIT企業、アップルは、29日、ソフトウエア部門の責任者、スコット・フォーストール上級副社長が退任すると発表しました。 アップルが独自に開発した地図ソフトを巡って、表示が正確でないという批判が相次いだことから、混乱を招いた責任を取ったのではないかという見方も出ています。 アップルは29日、幹部の人事を見直し、携帯端末向けのソフトウエア部門の責任者、スコット・フォーストール上級副社長が、年明けに退任すると発表しました。 幹部人事の見直しについて、アップルは、ハードとソフトの部門の連携を強化するためだとしています。 フォーストール氏は、アップルがグーグルに対抗するために独自に開発した地図ソフトの事業を率いていましたが、先月の投入直後から、地名や建物の位置が正確ではないという批判が相次ぎ、ティム・クックCEO=最高経営責任者が謝罪に追い込まれる事態になりました。 このため、メディアの間で