27日夜、埼玉県のJR八高線で、運転士が居眠りをして列車が停車駅を通りすぎるトラブルがあり、JR東日本が詳しい状況を調べています。 27日午後8時20分ごろ、埼玉県寄居町のJR八高線で、高崎発高麗川行きの3両編成の普通列車が停車予定の「折原駅」でホームを7メートル余り過ぎてから停車しました。 JR東日本高崎支社によりますと、乗客15人にけがはなく、列車は安全確認をしたうえで、そのまま次の駅に行き、「折原駅」で降りる予定だった乗客1人を降ろしたということです。 また、「折原駅」からこの列車に乗る予定の人はいなかったということです。 この列車を運転していた50歳の男性運転士は「一時的に睡魔に襲われ、うとうとしていた」と話しているということで、JR東日本が詳しい状況を調べています。