セキュリティチームの ぐっちー です。本日はGmail を経由した内部不正(情報の不正な持ち出し)を検出する方法をご紹介したいと思います。このリスクに対しては様々な製品でアプローチが可能ではありますが、今回はNetskopeのAPI Introspectionという機能を利用します。 想定シナリオ Gmailの自社テナントを利用して、外部宛にメールを送信することで情報の持ち出しを図るシナリオを想定しています。これは、2021年初頭に世間を騒がせたソフトバンク社元社員による情報の持ち出し事件の経路と、「自社テナントのメール経由」という観点で同様の経路になります。(*1) Netskope API Introspectionとは? NetskopeクラウドからAPIでクラウドサービスに接続し、ポリシーの適用やコンテンツの検査を行う機能です。Netskope Clientを用いた通信のスキャン