エゾウコギ(蝦夷五加木[3]、学名:Eleutherococcus senticosus)はウコギ科の落葉低木。別名は、ハリウコギ[1]。薬用植物で根皮を薬用として用いる。 特徴[編集] 北海道・樺太に自生することから、北海道・樺太(蝦夷地)の五加(ウコギ)ということで、この名で呼ばれる。他にロシアのアムール州、中国の黒竜江省、吉林省にも分布する。山野の林に自生する[3]。 落葉広葉樹の低木で、高さは2 - 5メートル (m) になる[3]。樹皮は灰白色で皮目があり、棘が残るものもある[3]。枝の棘は、他のウコギ属の種と比較して、細くて多数つくのが特徴的である[3]。棘はやや下向きで棘のない枝もあるが、成木に比べると、細い幹には棘が多い[3]。花期は8月[3]。冬芽は互生し、円錐形や卵形で褐色[3]。冬芽の下につく葉痕は、浅いV字形やU字形で、維管束痕は5 - 6個つく[3]。 利用[編集
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