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neuroscienceとjstに関するnabinnoのブックマーク (5)

  • 東京都の一地区におけるホームレスの精神疾患有病率

    目的 調査は,東京の一地域における路上生活者の精神疾患患者割合に関する日で初めての実態調査である。主要な目的は,質問票を用いたスクリーニングと精神科医による診断によって,路上生活者の精神疾患有病率を明らかにすることである。 方法 調査期間は2008年12月30日から2009年 1 月 4 日とし,調査対象者は同期間に JR 池袋駅半径 1 km 圏内で路上生活の状態にあった者とした。調査区域は,豊島区内の路上生活者数の概ね全数を把握できる地域として選定した。路上生活者の定義は,厚生労働省の実態調査で定められているホームレスの定義と同義とした。調査依頼状を受け取った路上生活者は115人で,協力を得た80人を研究対象とした。面接調査には Mini International Neuropsychiatric Interview(MINI)による質問紙と,別に作成した対象者の生活状況について

  • 共同発表:脳による操作は体による操作よりもロボットへの適応力が高い

    ImPACTプログラム「脳情報の可視化と制御による活力溢れる生活の実現」では、脳情報の可視化と制御の技術開発を進め、健康な脳をいつまでも維持できる社会を実現することを目指しています。 西尾先生が牽引するプロジェクトは、脳情報とアンドロイドを組み合わせることで、人のもつ能力を拡大しようとするものです。今回の成果は、通常、人が行っている運動による制御と比べて、脳情報を用いる制御、BMIの優位性を示すものです。これは科学的な発見であることはもちろん、これにより人により強く働きかける仕組みの糸口を見つけ、新たな脳情報サービスへの大きな一歩を踏み出せたと考えています。 <研究の背景と経緯> ImPACT山川プログラム・マネージャーの研究開発プログラムでは、脳の健康に関するサイエンスとビジネスのインタラクションにより、世界に先駆けた新産業創出を目指しており、その一環としてアンドロイドが人の脳に及ぼす効

  • 海馬における生後の神経新生が恐怖記憶の処理に関わることを発見 (トラウマ記憶が引き金となるPTSDなどの疾患解明に向けて前進)

    平成21年11月13日 科学技術振興機構(JST) Tel:03-5214-8404(広報ポータル部) 三菱化学生命科学研究所 Tel:042-724-6248(研究推進センター) 富山大学 Tel:076-445-6027(総務部 広報グループ) JST目的基礎研究事業の一環として、富山大学 大学院医学薬学研究部(医学)の井ノ口 馨 教授(元 三菱化学生命科学研究所 グループリーダー)らは、生後の脳の海馬において新しく生まれた神経細胞が、海馬に蓄えられていた恐怖記憶の処理過程に重大な影響を及ぼしていることを発見しました。 海馬は学習記憶に重要な脳領域の1つです。ヒトを含む多くの動物種において、記憶獲得後、ある種の記憶の想起は、最初は海馬の働きを必要としますが、時間経過に伴い徐々にその海馬依存性が減少します。そして数週間後には海馬の働きを必要とせずに想起できるようになります、つまり時間経過

  • 共同発表:運動の記憶や学習を担う神経回路に必須なたんぱく質を発見~記憶障害や精神疾患の解明と治療法に道~

    ポイント 「記憶や学習の場」と考えられているシナプスの形成・維持・除去の仕組みは十分に解明されていなかった。 C1ql1というたんぱく質が記憶・学習機能に重要な神経回路の強化・維持に必須であることが分かった。 記憶障害や精神疾患の原因解明と治療法開発に役立つことが期待できる。 JST 戦略的創造研究推進事業において、慶應義塾大学 医学部 生理学教室の柚﨑 通介 教授と掛川 渉 専任講師らは、神経回路が選択的に形成・維持されるのに必須なたんぱく質を発見しました。 私たちの脳の中では、無数の神経細胞が「シナプス注1)」を介して互いに結合し、記憶・学習注2)に必要な神経回路を形成しています。近年、発達障害や精神疾患の原因の1つとしてシナプスを基盤とした神経回路の障害が疑われています。しかしシナプスがどのようにして形成、維持、あるいは除去されるのかについては、未解明な点が数多く残されています。

  • 共同発表:免疫細胞の中枢神経系への侵入口と仕組みを世界で初めて解明-脳や脊髄系の病気の新たな予防、治療へ-

    平成24年2月3日 大阪大学 Tel:06-6879-4691 (生命機能研究科 庶務係) 科学技術振興機構(JST) Tel:03-5214-8404(広報ポータル部) 大阪大学 大学院生命機能研究科の村上 正晃 准教授と大阪大学の平野 俊夫 総長らは、JST 課題達成型基礎研究の一環として、末梢神経系注1)が活性化することで、脳や脊髄(中枢神経系)に免疫細胞の入り口となるゲートがつくられ、そのゲートを通過して病原性のある免疫細胞が血管から中枢神経系に侵入し、病気が発症することを分子レベルで明らかにしました。 これまで中枢神経系の血管は、免疫系の細胞をはじめ、ウイルスや大きなたんぱく質を脳や脊髄に通過させない、血液脳関門注2)を形成すると考えられてきました。しかし、中枢神経系にもウイルスが感染することや、さまざまながん、難病注3)などが発症することが知られており、血液脳関門にも免疫細胞な

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