ニューヨークのタブロイド紙『ニューヨークポスト』が火曜、前日に地下鉄駅で起きた事故を報じた。いや、正確には事故になる瞬間を報じたと言った方が正しいだろう。 乗客同士の言い争いで50代の男性がホームから突き飛ばされ、そこに入ってきた電車に挟まれて死亡した。ニューヨークポストが1面で大きく掲載した写真は、ホームに手をかけ数メートル先に迫った電車のほうを振り返った男性の姿を捉えている。タイトルは、「万事休す、線路に突き落とされた男が死に行く瞬間」。 この事件は、いくつもの意味でいたたまれない気持ちにさせる。 まずジャーナリズムの観点から、こんな写真を載せる必要があったのかという点。数秒後に死のうとしている人間の姿を晒すことに、センセーショナリズムを煽る以外の意味があるのか。 もし事故の様子を伝えることが目的だったのならば、文章で説明し、写真は意図的に掲載しないという選択肢もあっただろう。だが同紙
米ニュージャージー(New Jersey)州ウェストニューヨーク(West New York)のイチョウの幹に「聖母マリア(Virgin Mary)」が出現したと騒ぎになっている。 ハドソン川を隔てたマンハッタン(Manhattan)島とは一変、犯罪で悪名高いタフな街だが、とりわけ聖母マリアへの信仰心が強いラテン系移民が多く、「奇跡だ」と崇める住民たちは昼に夜に通い詰めている。 警察はイチョウの周りに金属製の防護柵を立て、木と住民たちの両方を守るために近くにパトカーを停めて張り込んでいる。最近、息子がハッカーとして逮捕されスキャンダルになっているフェリックス・ロケ(Felix Roque)市長は、この事態に対し、1日1000ドル(約7万8000円)の特別支出を行ってあたると地元紙に語った。 写真は、ウェストニューヨークで幹に「聖母マリア」が現れたというイチョウの街路樹にバラを捧げる人(20
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