2012年はLCC(ローコスト・キャリア=格安航空会社)の就航が相次いだが、2013年は格安クルーズが日本の旅行シーンを席巻しそうだという。旅行ジャーナリストの村田和子氏が解説する。 * * * 2012年は国内LCCが相次いで運航を開始し、日本の空に旋風を巻き起こすなど、「国内LCC元年」と呼ぶにふさわしい1年だった。LCCを利用して短期間でも安く遠出する「安・遠・短」という新たな旅行スタイルの登場によって、旅の楽しみも客層も広がった。では、2013年はどのような旅のトレンドが予想されるだろうか。 まず注目したいのが「海のLCC」(ローコスト・クルーズ)だ。 2010年から世界最大規模のアメリカのクルーズ会社、ロイヤル・カリビアン・インターナショナルが所有する客船が日本で就航し、豪華なのに1泊1万円程度からという低価格クルーズの日本での火付け役となった。2013年は、同様の低価格を打ち出
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