タリバン 米との対話継続方針 NHKニュースアフガニスタンの反政府武装勢力タリバンは、ことし３月から中断したままとなっている和平に向けたアメリカとの対話について継続する方針を示し、アメリカに対話を呼びかけました。 アメリカ政府とタリバンは、アフガニスタンで戦闘を続ける一方、おととしから和平交渉に向けて、中東のカタールを舞台に水面下で対話を重ねてきましたが、ことし３月以降、対話は中断したままとなっています。 こうしたなか、タリバンの最高指導者オマル師は、イスラム教の宗教行事の犠牲祭に合わせて２４日発表した声明の中で、「われわれは武力闘争とともに政治的な取り組みも続けていく」として、アメリカとの対話を継続する方針を示しました。 そのうえで、カタールにあるタリバンの政治事務所のメンバーが唯一の交渉団だとして、「アフガニスタンの国益を追求しながら対話に当たる」としています。 この交渉団のメンバーは、ことし８月、ＮＨＫに対し、アメリカがカルザ
