27日に暴風雪に見舞われた北海道では、登別市や室蘭市などで、午前10時半現在で4万2000世帯余りで停電が続いていて、北海道電力が復旧作業を急いでいます。 登別市や室蘭市などでは、高圧の送電線がかかった鉄塔が倒壊するなどした影響で、27日は、およそ5万世帯が停電しましたが、北海道電力が応急措置として各世帯に電気を供給する発電機を設置したことなどにより、28日午前9時にはおよそ1万1000世帯にまで減りました。 ところが、その直後から再び停電する世帯が増え、午前10時半現在で、室蘭市でおよそ2万4000世帯、登別市でおよそ1万8000世帯など、合わせておよそ4万2500世帯が停電しているということです。 北海道電力では、雪の影響で電線がショートしたのが原因とみて調査しています。 また、およそ1万8000世帯余りの停電が続く登別市の鉄塔が倒壊した現場では、およそ30人が復旧作業に当たっています