貨物列車の機関車屋根にモルタル NHKニュース２１日午前、北海道函館市で点検中の機関車の屋根の上からモルタルの塊が見つかり、ＪＲは何らかの構造物から落下したのではないかとみて、青函トンネルのある津軽海峡線の一部の区間で運転を見合わせ、点検作業を行っています。 ＪＲ北海道によりますと、２１日午前９時半すぎ、函館市の函館運輸所青函派出所で貨物列車を点検中、機関車の屋根の上に縦５センチ、横３．５センチのモルタルの塊が落ちているのが見つかりました。 ＪＲは、貨物列車が走行中に何らかの構造物から剥がれ落ちたのではないかとみて、列車が走行していた津軽海峡線の青森県の蟹田駅と函館市の五稜郭駅の間で、上り下りとも運転を見合わせ、この区間のトンネルやこ線橋の点検作業を行っています。 この影響で、津軽海峡線はこれまでに、函館と新青森を結ぶスーパー白鳥など特急列車１１本と、普通列車７本が運休または部分運休となりました。
