ほかの作品のデザインによく似ているとインターネット上などで指摘されていた東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムの制作者でアートディレクターの佐野研二郎さんが手がけた大手ビールメーカーのデザインについて、佐野さんの事務所は、共同で制作していたデザイナーが第三者のデザインをそのまま使っていたことを明らかにしました。これについて佐野さんは、ホームページ上で「決してあってはならないことで責任を痛感している」と陳謝しています。 これについて佐野さんは14日夜、事務所のホームページを通じて、共同で制作していたデザイナーが第三者のデザインをそのまま使っていたことや、佐野さんはこれについて報告を受けておらず今回初めて知ったなどとする調査結果を明らかにしました。 そのうえで、「法的問題以前に第三者のものと思われるデザインをそのまま使用すること自体が決してあってはならない。私自身のプロとしての甘さ、そし
「人気漫画の作者から、キャラクターを商品化する許可を得ている」などとうその話をもちかけて、パチンコ台の製造販売会社から権利の使用料を名目に現金2億円余りをだまし取ったとして、東京の会社役員の男ら3人が逮捕され、警視庁は、同じ手口でおよそ15億円をだまし取っていたとみて捜査しています。 逮捕されたのは、東京・中央区の企画会社、「メディル」の取締役で、実質的な経営者の高津祥一郎容疑者(47)ら3人です。 警視庁の調べによりますと、高津容疑者らは5年前、愛知県のパチンコ台製造販売会社に対し「人気漫画『金色のガッシュ!!』の原作者から、キャラクターを商品化する許可を得ている」とうそを言って、権利の使用料を名目に現金2億1000万円をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。 警視庁によりますと、高津容疑者らは原作者の署名を偽造したうその同意書を見せたり、説明の場に、無関係の別人を原作者のふりを
TPP交渉において、著作権の非親告罪を受け入れる方向で政府は調整していることが明らかになりました。NHKのニースでも指摘していますが、このことは、同人誌などの創作活動が取り締まりを受ける懸念があるとの指摘がされています。 「適用範囲について各国が判断できる余地を残す案が米国から示された」ということですが、この辺りを明日から政府に対してしっかり質していくいくつもりです。 漫画やアニメの自由創作活動が侵される事態であれば、どんどん中身を公表していくとともに断固反対していきたいと思っています。 本日のさんちゃんねるでも取り上げますので、是非見てください TPP非親告罪化に関する質問主意書 NHKニュース
TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉で、各国は映画や音楽などについて著作権侵害があった場合に原則、作者などの告訴がなくても起訴できるようにする「非親告罪」とする方向で調整を進めていることが分かりました。 適用範囲について各国が判断できる余地を残す案が示されたことで、これまで慎重な姿勢だった日本も受け入れる方針です。 TPP=環太平洋パートナーシップ協定の知的財産を巡っては先月26日から今月1日にかけてニューヨークで開かれた首席交渉官会合の場で議論されました。 この分野では映画や音楽、書籍などの著作権の保護を巡って意見の対立が続いてきました。 特に著作権の侵害があった場合に作者など被害を受けた人の告訴がなくても起訴できるようにする「非親告罪」とすることを巡ってアメリカなどが賛成する一方、日本は国内でアニメや漫画などをアレンジした同人誌などの創作活動が取締りを受けると
東京・秋葉原で、無断で作成された「涼宮ハルヒの憂鬱」など人気アニメのステッカーなどを販売する目的で所持していたとして、45歳の男が逮捕されました。 男の関係先からは、人気アニメやゲームなどのステッカーが1000枚以上押収されたということで、警視庁がさらに調べを進めています。 逮捕されたのは墨田区のアルバイト、松元奨容疑者(45)です。 警視庁の調べによりますと、松元容疑者は去年10月、東京・秋葉原のビルのガレージで、無断で作成された「涼宮ハルヒの憂鬱」や「らき☆すた」など人気アニメやゲームのキャラクターが入ったステッカー合わせて53枚を販売する目的で所持していたとして、著作権法違反の疑いが持たれています。 松元容疑者はインターネット上でダウンロードした画像を自宅のプリンターで印刷し、ICカードに貼るものとして、1枚当たり500円で販売していたということです。 警視庁がガレージを捜索したとこ
早稲田大学商学学術院の50歳の准教授が、13年前と11年前に発表した2つの論文で、ほかの研究者の論文を盗用していたことが分かり、早稲田大学はこの准教授を解任の懲戒処分にしました。 解任されたのは、早稲田大学商学学術院の蛭田啓准教授(50)です。 早稲田大学によりますと、蛭田准教授は専任講師だった13年前、早稲田大学の機関誌に発表した論文の記述のおよそ7割で、ほかの研究者の論文を盗用していたほか、11年前に発表した別の論文でも、およそ8割が盗用だったということです。 いずれも、蛭田准教授が留学していたアメリカの大学院の研究者が発表していた論文から盗用したものとみられるということです。 ことしに入って、商学部の複数の教員から不正行為があると通報があり、大学が調査委員会を設けて調べていました。 蛭田准教授は大学に対して、「盗用があったと言われてもしかたがない」などと話しているということで、早稲田
違法にコピーされた日本のアニメや漫画をインターネットのサイトで無料公開する、いわゆる海賊版の被害が後を絶たないことから国が、アニメ制作会社や出版社などと協力し、来月から大規模な駆除作戦に乗り出すことになりました。 アニメや漫画を巡っては世界中にファンが広がり、国も作品を海外発信する際には補助するなど日本の文化と位置づけて、輸出に力を入れています。 その一方で、中国を中心に違法にコピーされたいわゆる海賊版をインターネットで無料公開するサイトが後を絶たず、文化庁の推計ではこの1年間で、著作権の侵害による被害の総額は中国の違法サイトによるものだけでも少なくとも5600億円に上るということです。 こうした事態を受けて、国は国内のアニメ制作会社や出版社など15社と連携して、新たに海賊版サイトの大規模な駆除作戦に乗り出すことになりました。 具体的には、来月1日以降、国が把握している海外のおよそ580の
韓国外務省が島根県の竹島の領有権を主張する目的でホームページを通じて公開した動画に、NHKドラマ「坂の上の雲」とみられる映像が無断で使用されていたことが分かり、NHKの指摘を受けて、韓国外務省は27日、この動画を削除しました。 この動画は、韓国外務省が竹島の領有権を主張する目的でホームページを通じて公開していたもので、この中で、NHKドラマ「坂の上の雲」の日本海海戦のシーンとみられる映像が20秒近く無断で使用されていました。 NHKでは韓国外務省に対し、事実関係を調べ無断使用ならば直ちに削除するよう求めていました。これに対し韓国外務省は「動画は韓国の民間の制作会社に発注し作成させたもので、問題の映像は制作会社の担当者がインターネットから入手し、NHKの映像とは知らずに使用してしまった。NHKの映像が使用されたと判断せざるをえない」として、27日、この動画を削除したことを明らかにしました。
アメリカに本社を置く大手動画投稿サイトがビデオ作品を無断で公開したなどとして、国内の映像制作会社など7社がおよそ6500万円の損害賠償を求める訴えを起こしていたことが分かりました。 法改正により、海外企業でも日本向けにサービスを行っていれば、国内で訴えを起こせるようになったためで、司法の判断が注目されます。 訴えを起こしたのは、知的財産振興協会に加盟する国内の映像制作会社など7社です。 これらの会社は、制作した合わせて35点のビデオ作品を、アメリカに本社があり、日本向けにサービスを行っている大手動画投稿サイト「FC2」に無断で公開されたなどとして、運営会社に対しおよそ6500万円の損害賠償などを求めています。 裁判は今月、東京地方裁判所で最初の弁論が行われ、運営会社側は、本社もコンピューターのサーバーもアメリカにあるため日本での訴訟はできないなどとして、争う姿勢を示しています。 また、訴え
「週刊文春」が掲載したアイドルグループに関する記事を、雑誌の発売前に携帯電話で撮影し、無断でインターネットの投稿サイトに公開したとして、雑誌の配送を行っていた会社のアルバイト従業員の男が、著作権法違反の疑いで警視庁に逮捕されました。 調べに対し男は「おもしろい記事なので、いち早く多くの人に伝えたかった」と供述しているということです。 逮捕されたのは、さいたま市のアルバイト従業員、佐藤秀樹容疑者(44)です。 警視庁の調べによりますと、佐藤容疑者はことし1月に発売された「週刊文春」の人気アイドルグループのメンバーの私生活に関する記事を、発売の前日にインターネット上に無断で公開したとして、著作権法違反の疑いがもたれています。 警視庁は出版社の「文藝春秋」から告訴を受けて捜査したところ、製本された雑誌を書店などに配送する業務を行っていた会社のアルバイト従業員だった佐藤容疑者が、雑誌のこん包作業中
小説や漫画など紙の本の電子化を有料で代行する業者に対して、作家や漫画家が著作権法に違反すると訴えた裁判が東京地方裁判所で行われ、業者の一部が請求を認めて電子化の代行業務をやめるとともに、賠償金を支払う方針を明らかにしました。 作家の東野圭吾さんや浅田次郎さん、それに漫画家の弘兼憲史さんら7人は、本の電子化を有料で代行する東京都と神奈川県の合わせて9つの業者に対して、「作者に無断で電子化を代行することは著作権法に違反する」として裁判を起こしていました。 21日は、3つの業者に対する裁判が東京地方裁判所で始まり、このうちの1社は原告の請求を全面的に認め、電子化の代行をやめて謝罪するとともに、賠償金を支払う方針を明らかにして裁判を終えました。 請求を認めたことについて業者の弁護士は「コメントできない」としています。 また、ほかの2社は裁判で争う方針を示しました。 原告側によりますと、このほかにも
人気アイドルグループ、AKB48のメンバーの写真が無断で印刷された抱き枕のカバーをインターネットで販売したとして、栃木県真岡市の31歳の会社員の男が、著作権法違反の疑いで逮捕されました。 逮捕されたのは、真岡市大谷台町の会社員、鬼塚隆容疑者(31)です。 警察によりますと、鬼塚容疑者はことし4月と8月に、人気アイドルグループ、AKB48のメンバーの写真が無断で印刷された抱き枕のカバー2点をインターネット上のオークションで販売した、著作権法違反の疑いが持たれています。 警察の調べに対して、鬼塚容疑者は「インターネットを通じて仕入れ、偽物と分かって、小遣い稼ぎのために販売した」と容疑を認めているということです。 警察は容疑者の自宅の捜索で、カバーのほかにも、メンバーの写真が印刷された目覚まし時計やマウスパッドなど、およそ250点を押収していて、鬼塚容疑者が違法な商品の販売を繰り返していたとみて
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