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nhkとgeneに関するnabinnoのブックマーク (9)

  • オオムギ遺伝情報 解読に成功 NHKニュース

    岡山大学などの研究チームが、オオムギのほぼすべての遺伝情報の解読に成功し、今後、病気や暑さに強い品種の開発につながるのではないかと期待が寄せられています。 オオムギの遺伝情報の解読に成功したのは、岡山大学と農業生物資源研究所、それにドイツアメリカなど合わせて6か国の研究者で作るチームです。 この研究チームは、およそ51億対の塩基で構成されるオオムギの遺伝情報の分析を6年前から進めてきましたが、全体のおよそ98%の塩基配列を解読するのに成功しました。 さらに日のグループが研究を進めた結果、オオムギの特徴を決めている2万6000余りの遺伝子も特定することができたということです。 オオムギは世界中で栽培され、パンやビールの原料になるほか、家畜の餌などにも利用されていて、今回の研究成果が病気や暑さに強い品種の開発につながるのではないかと期待が寄せられています。 岡山大学の佐藤和広教授は、「今回

  • 夢のiPS細胞“期待と課題” NHKニュース

    「iPS細胞」は、皮膚など、体の細胞を元に人工的に作る、万能細胞の1つで、あらゆる組織や臓器になるとされています。 6年前、京都大学の山中伸弥教授がマウスの細胞で実現可能なことを示し、その1年後には世界で初めて、ヒトの細胞から作り出すことに成功しました。 山中さんが開発したiPS細胞をめぐっては、世界中の研究者が医療への応用を目指して研究を進めていますが、一方で治療の課題や、倫理面の問題も指摘されています。 “あらゆる組織や臓器になる” 山中教授は受精卵を壊して作る万能細胞で活発に働いている遺伝子のうち、特定の4つを皮膚の細胞の核に加えました。 すると受精直後の細胞のように、あらゆる組織や臓器になる、万能性を持った状態になることを確かめ、「人工多能性幹細胞」という英語の頭文字から「iPS細胞」と名付けました。 この細胞にアミノ酸や遺伝子などを加えて刺激すると、さまざまな細胞に変化することか

  • “発見は研究に革命起こした” NHKニュース

    ことしのノーベル医学・生理学賞の受賞理由について、選考に当たったスウェーデンのカロリンスカ研究所は「成長し、それぞれの役割を果たしている細胞が体のあらゆる臓器や組織になる『初期化』の仕組みを発見したこと」を挙げています。 カロリンスカ研究所は「2人の発見は、細胞や体の組織が成長していく仕組みの研究について革命を起こした」と説明しています。 そして「教科書が書き換わることになり、科学者は初期化を行うことで、病気がどのように起きるかや予防や治療について研究する新しい手段を得ることができるようになった」としています。

  • ノーベル賞受賞 山中さんとは NHKニュース

    山中伸弥さんは50歳。 大阪市の出身で、昭和62年に神戸大学医学部を卒業したあと整形外科医として大阪の病院に勤務しました。 その後、平成元年に、大阪市立大学大学院の薬理学教室に進学、研究生活をスタートさせました。 平成5年に、アメリカ・サンフランシスコにある「グラッドストーン研究所」に留学し、当時、急速に発展しつつあった遺伝子の組み換えや解析の技術を利用して遺伝子の役割を調べる研究を始めます。 そして、平成11年、36歳の時に、奈良先端科学技術大学院大学の助教授となり、「細胞の初期化」をテーマに研究を進めました。 京都大学再生医科学研究所に教授として迎えられて2年後、平成18年にマウスの皮膚の細胞から体のあらゆる部分になる万能細胞を作り出し、「iPS細胞」と名付けました。 いったん組織や臓器になった細胞は受精卵のような状態には戻らないとされた生命科学の常識を覆す成果で、ヒトでもiPS細胞を

  • 受賞理由の「初期化」とは? NHKニュース

    山中さんのノーベル医学・生理学賞の授賞理由として挙げられたのが「細胞の初期化」についての研究成果です。 ヒトや動物の体は、1個の受精卵が分裂を繰り返し、さまざまな役割に変化した細胞で形づくられています。 細胞の核に詰まった遺伝情報がいったん役割を決めると元の細胞に戻ることはないとされてきました。 ところが山中さんは、6年前、マウスの実験で、皮膚の細胞の核に、特定の4つの遺伝子を入れると、受精した直後のように、体のあらゆる組織や臓器に変わる「初期化」が起きることを世界で初めて示し、この細胞を「iPS細胞」と名付けました。 翌年にはさらに、ヒトでも同じ方法でiPS細胞を作り出し、それまでの生命科学の常識を打ち破る発見となりました。 今回、山中さんとともに受賞者に選ばれたイギリスのジョン・ガードンさんも同じ「初期化」をテーマに研究をすすめ大きな成果を上げました。 ガードンさんは、1962年に行っ

  • 精子・卵子の元になる細胞作り出す NHKニュース

    体のあらゆる組織や臓器になるとされるヒトのiPS細胞から、精子や卵子の元となる細胞を作り出すことに、慶応大学の研究グループが成功しました。 慶応大学の岡野栄之教授らのグループは、文部科学省に届け出るなどして、ヒトの皮膚から作成したiPS細胞をもとに精子や卵子を作る研究を進めています。 この中で、iPS細胞が精子や卵子の元になる「始原生殖細胞」という細胞に変化して特徴的な遺伝子が現れると緑色に光るよう加工し、特殊な化合物を加えて培養しました。 その結果、遺伝子の働き方から、5日後に始原生殖細胞になっていることを確認したということです。 ヒトのiPS細胞から始原生殖細胞が作られたのは、国内では初めてです。 始原生殖細胞を巡っては、京都大学のグループがマウスの実験で、精巣や卵巣に移植して精子や卵子に変化させ、それぞれ子どものマウスを誕生させることに成功しています。 始原生殖細胞については、成長の

  • 世界初 iPS細胞から「卵子」作りマウス誕生 NHKニュース

    体のあらゆる組織や臓器になるとされるiPS細胞から卵子を作り出し、体外受精させてマウスを誕生させることに京都大学の研究グループが世界で初めて成功しました。 不妊症の原因の解明に役立つ一方ヒトの皮膚の細胞から生命を誕生させる技術にもつながるため倫理面での議論が必要になるとみられています。 この研究を行ったのは、京都大学大学院医学研究科の斎藤通紀教授の研究グループです。 研究グループでは、メスのマウスの体の細胞から作ったiPS細胞に特殊なたんぱく質を加えて、卵子の元となる「始原生殖細胞」に変化させました。 そして、この細胞をマウスの卵巣の中に移植して育てることで、世界で初めて卵子を作り出すことに成功しました。 またこの卵子を精子と体外受精させ受精卵をメスのマウスの子宮に着床させたところ正常に成長し、マウスも誕生したということです。 研究グループでは、去年、マウスのiPS細胞から精子を作り出すこ

  • ヒトゲノムの80%に役割 NHKニュース

    アメリカなどの国際プロジェクトは、6日、ヒトのゲノムと呼ばれる遺伝情報のうち、少なくとも80%に何らかの役割があることを解明したと発表しました。 エンコード計画と名付けられたこの国際プロジェクトは、ヒトの染色体にあるゲノムと呼ばれる遺伝情報のうち、どの部分がどのような働きをしているか明らかにしようというもので、日からは理化学研究所が参加しています。 プロジェクトは、147種類の細胞を使ってゲノムを解析した結果、たんぱく質を作り出す遺伝子のスイッチを必要なときに必要な場所で入れるなど、少なくとも全体の80.4%に何らかの役割があることを解明したとしています。 ヒトの遺伝情報は、9年前にすべて解読されましたが、遺伝子として働くのは2%程度で、残りの部分がどのような役割を果たしているのか分かっていませんでした。 生命の維持に必要なたんぱく質が正しく作られないと、がんや認知症といったさまざ

  • 心筋梗塞の心筋細胞 遺伝子で再生 NHKニュース

    心筋梗塞を起こしたマウスの心臓に特定の遺伝子を注射し、心筋細胞の一部を再生させることに慶応大学の研究グループが成功しました。 心筋梗塞の新たな治療法につながる可能性があるとみられています。 慶応大学循環器内科のグループは、人工的に心筋梗塞を起こしたマウス10匹の心臓に、これまでの研究で皮膚の細胞を心筋細胞に変化させることを突き止めた3つの遺伝子を注射しました。 その結果、2週間後には心筋梗塞で動かなくなった部分の1%程度で心筋細胞が再生していることを確認したということです。 心臓の血管が詰まる心筋梗塞になると、血液が流れなくなった心臓の一部がえ死して、皮膚の細胞に似た「線維芽(せんいが)細胞」に置き換わります。 この線維芽細胞が3つの遺伝子の働きによって心筋細胞に変化したと考えられるということで、グループでは、さらに効率よく心筋を再生させることができれば心筋梗塞の新たな治療法につながるとし

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