![NHK クローズアップ現代](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5826acc4a386bdd8d7b72d19bf29321bc2523f72/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww9.nhk.or.jp%2Fgendai%2Fphoto%2F2015%2Fphoto3694-1.jpg)
これまでの遺伝子組み換え技術よりもはるかに正確に遺伝子を操作できる「ゲノム編集」と呼ばれる技術を使い、高級魚として知られる「マダイ」を通常の1.5倍程度の重さにまで大きくすることに京都大学などの研究グループが成功しました。今後、魚の品種改良が本格的に始まる可能性があると注目されています。 「ゲノム編集」は、これまでの遺伝子組み換え技術よりもはるかに正確に遺伝子を操作できる技術で、ここ数年、急速に研究が進んでいます。 研究グループは、この技術を使い、高級魚として知られるマダイで筋肉の量を調節している「ミオスタチン」という遺伝子を操作しました。 その結果、ふ化して1年の時点で、大きいもので通常の1.2倍から1.5倍の重さにまで育つマダイを作り出すことに成功したということです。 食品としての安全性は、今後、検討されるということですが、この技術を使って魚の品種改良が本格的に始まる可能性があると注目
体のさまざまな組織になるiPS細胞を使って、眼の網膜から脳に情報を伝える細胞「網膜神経節細胞」を世界で初めて作り出すことに国立成育医療研究センターのグループが成功しました。緑内障などの新たな治療法の開発につながる可能性があると注目されます。 この研究を行ったのは、国立成育医療研究センターの東範行医長らのグループです。グループではヒトのiPS細胞に特殊なタンパク質を加えて培養し、長さ1センチから2センチほどの「軸索」と呼ばれる構造を持つ神経細胞「網膜神経節細胞」を世界で初めて作り出すことに成功したということです。 「網膜神経節細胞」は、目の網膜から脳に情報を伝える細胞で、実際に細胞から伸びた軸索の中を電気的な信号が伝わる様子も確認できたということです。グループでは、緑内障など失明の原因にもなる目の病気の新たな治療法の開発につながる可能性があるとしています。 東医長は「患者からこの細胞を作れば
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く