ヨルダンの国営テレビは日本時間の4日正午すぎ、イスラム過激派組織「イスラム国」が釈放を要求していた2005年の爆弾テロ事件の実行グループの1人で、収監中のサジダ・リシャウィ死刑囚の死刑を執行したと伝えました。 日本時間の4日未明には「イスラム国」に拘束されていたヨルダン軍のパイロットが、殺害されたとみられる映像がインターネット上に投稿され、ヨルダン政府もパイロットが殺害されたことを確認していました。
ヨルダンの複数のメディアによりますと、イスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織が後藤健二さんと引き換えにヨルダンで収監中のリシャウィ死刑囚の釈放を要求していることについて、ヨルダン政府のモマニメディア担当相は記者団に対し、首相と議会の議長らが参加して会議を開いたことを明らかにしました。 会議の内容については明らかにしていませんが、ヨルダンの民放テレビ局「ロヤ」のサイトによりますと、モマニ担当相は「現在、政府は最新の情報をフォローしているが、すべての人にとって重要な局面にさしかかっている」と述べたうえで、数時間後に記者会見で最新の情報を明らかにすると話したと言うことです。
WHO=世界保健機関は、ことし9月に確認された新種のコロナウイルスにヨルダン人など3人が新たに感染して、このうち2人が死亡したと発表し、このウイルスによる死者は合わせて5人になりました。 このコロナウイルスは、2003年に流行した新型肺炎「SARS」を引き起こすのと同じ仲間のウイルスの新種で、ことし9月に初めて確認されました。 WHOは先月30日、この新種のコロナウイルスにサウジアラビア人と隣国のヨルダン人の合わせて3人が新たに感染し、このうちヨルダン人2人が死亡したと発表しました。 これで、このウイルスへの感染が確認されたのは合わせて9人、このうち死者は5人になりました。 WHOは、これまで同じ家に住む家族内での感染が確認されていることなどから、ヒトからヒトへの感染の可能性について調べるとともに、新たに感染が確認されたヨルダンに専門家を急きょ派遣し、感染ルートなどを詳しく調べています。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く