マレーシアで、若い女性が自分の名前や電話番号を書いたみかんを池に投げ入れ、男性に拾ってもらって恋人を探すユニークな行事が24日夜に行われました。 この行事は、マレーシアの人口の4分の1を占める中国系の住民の間で、旧暦の小正月、「元宵節」に合わせて毎年、国内各地で行われています。 縁起物のみかんを男女の出会いのきっかけにすることから、マレーシアでは中国版のバレンタインデーとも呼ばれています。 24日夜、首都クアラルンプールの公園に若い男女およそ300人が集まり、女性たちは自分の名前や電話番号を書いたみかんを一斉に池に投げ入れました。 1人でも多くの女性の連絡先を手に入れたい男性たちは競い合って池の中に入ると、みかんを必死でかき集め、中には1人で10個以上も拾った男性もいました。 男性たちは集めたみかんを持ち帰り、女性に連絡を取ることになっていて、主催者によりますと、毎年多くのカップルが誕生し