ミャンマーで民主化の動きが進むなか、日本政府の「第三国定住制度」を利用してタイの難民キャンプから日本への移住を希望するミャンマー難民が、今年は3家族にとどまり、当初の目標を大幅に下回ることが明らかになりました。 日本政府は、紛争や迫害を逃れて別の国で暮らす難民を支援する「第三国定住制度」をおととしから導入し、タイ北西部の難民キャンプからこれまでに9家族、45人のミャンマー難民を受け入れてきました。 今年は、対象となる難民キャンプを1か所から3か所に増やして、半年前から日本行きの希望者を募ってきましたが、制度を支援する関係者などによりますと、今月末に来日することしの希望者は、3家族16人にとどまったということです。 このため、3年間で90人のミャンマー難民を受け入れる当初の政府の目標を大きく下回ることが明らかになりました。 その背景について、関係者は、制度を利用して日本に来た人の中には、言葉