街全体でエネルギーを効率的に利用する「スマートシティ」を整備する計画が進むインドで5日、日本企業の先端技術を紹介するセミナーが開かれました。 このうち、新しい州都をスマートシティとして建設することを計画しているアンドラプラデシュ州政府のトップのナイドゥ氏が「日本とは共に成長する良好な関係を築いていきたい」と述べて、スマートシティ作りに向けた日本の協力に期待を表明しました。 また、日本からは、スマートシティの整備を推進する自治体の担当者がさまざまな環境技術を取り入れた街づくりの現状を説明しました。 日本の企業もIT技術を使って電力需要のピークを抑える試みや、ごみを効率よく燃やして発電する仕組み、それに余った電力を蓄える高い性能の電池など最先端の技術を紹介しました。 参加した地元政府や企業の関係者からは日本の経験と高い技術力に関心が集まっていました。 インドでは人口の急増に伴うエネルギー不足が