振り込め詐欺被害 半年で６３億円 NHKニュースことし半年間の振り込め詐欺の被害は、件数は去年の同じ時期よりやや減ったものの、被害総額は１４％増えて６３億円余りに上ったことが分かり、警察は、被害防止の対策をさらに強化することにしています。 警察庁によりますと、ことし６月までの半年間に起きた振り込め詐欺の被害は、全国で２７８８件で、件数は去年の同じ時期より３％減ったものの、被害総額は１４％増えて、６３億９０００万円余りに上りました。 手口では、親族を装って電話をかける「オレオレ詐欺」が被害額全体の７４％を占めて、依然として最も多くなっています。 また、首都圏に被害が集中しているものの、これまで少なかった近畿地方での被害も去年の同じ時期の４倍に増え、７億９０００万円余りとなっています。 一方、未公開株や社債のうその取り引きを持ちかけて現金をだまし取るなどの被害は、全国で８９億円と振り込め詐欺を上回っており、１件当たりの被害額もおよそ１０００
