アメリカの企業が開発した無人の宇宙船「ドラゴン」が1日に打ち上げられ、一時はエンジンが動かないトラブルに見舞われましたが、およそ7時間後に復旧し、国際宇宙ステーションとのドッキングに向けて飛行を続けています。 打ち上げられたのはアメリカのベンチャー企業「スペースX」が開発した無人の宇宙船「ドラゴン」で、国際宇宙ステーションに物資を補給するため、1日午前10時すぎ、アメリカ南部フロリダ州の空軍基地から飛び立ちました。 打ち上げからおよそ9分後、「ドラゴン」は宇宙で飛行を始めましたが、姿勢を制御するための4つのエンジンのうち3つが動かないというトラブルに見舞われました。 「スペースX」によりますと、エンジンに燃料を供給する配管のバルブが閉まっていた可能性があるということで、地上から遠隔操作で、およそ7時間後に復旧したということです。 NASA=アメリカ航空宇宙局は、おととし、スペースシャトルが