25日朝、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国の海洋監視船4隻が日本の領海に侵入し、海上保安本部が領海の外に出るよう警告しています。 中国当局の船が尖閣諸島沖の日本の領海に侵入するのは、今月3日以来です。 25日午前6時半ごろ、尖閣諸島の南小島の南南東およそ22キロの海域で、中国の海洋監視船3隻が日本の領海に侵入したのを、警戒に当たっていた第11管区海上保安本部の巡視船が確認しました。 さらに、午前7時半ごろには、別の海洋監視船1隻も領海に入りました。 領海に入ったのは、中国・国家海洋局所属の「海監51」、「海監66」、「海監75」、「海監83」の4隻です。 午前11時現在、4隻は領海内で航行を続けているということで、海上保安本部は、無線などを通じて領海の外に出るよう警告しています。 また、午前7時半ごろには尖閣諸島の久場島の北西で、中国の漁業監視船2隻が日本の領海のすぐ外側にある接続水域で航行