白泉社、柳原望「まるいち的風景」の文庫版を15日に発売 ~家庭用ロボットが実在する世界を描いたハートフルROBOストーリー 株式会社白泉社は、柳原望の描く漫画作品「まるいち的風景」の文庫版を7月15日に発売する。全2巻で、価格は各800円。 「まるいち的風景」は架空の総合家電メーカー・KAMATAが開発した、「行動トレース型家庭用ロボット・まるいち」を中心に展開するハートフルROBOストーリー。言葉をしゃべらないまるいちと、それに触れる人々の心の姿を映し出す。1995年に最初のエピソード「機械仕掛けの伝言」が発表されて以来、少女漫画誌「LaLa」および「LaLaDX」を中心に作品が掲載され、単行本は花とゆめコミックス版で全4巻が刊行されていた。 1996年のホンダ「P3」発表、1999年のソニー「AIBO」発表にやや先駆けて家庭用ロボットを描いた作品。まるいちは「行動トレース方式」と呼ばれ