眉村 卓(まゆむら たく[1][2]、1934年〈昭和9年〉10月20日 - 2019年〈令和元年〉11月3日[1][2])は、日本のSF作家。代表作「司政官シリーズ」で1979年 (昭和54年) に泉鏡花文学賞を、同年と1996年 (平成8年) に星雲賞日本長編部門を受賞している。[3]本名は村上 卓児(むらかみ たくじ)。 1934年 (昭和9年) に大阪府大阪市西成区で生まれる。大阪府立住吉高校を経て[4]、1957年 (昭和32年) に大阪大学経済学部卒業後、大阪窯業耐火煉瓦株式会社(のちの株式会社ヨータイ)に入社、日生工場(現岡山県備前市日生町)赴任[5]。1958年 (昭和33年) に大阪本社に転勤。1960年 (昭和35年) からSF同人誌『宇宙塵』に参加する[6]。 1961年(昭和36年)3月21日発売の『ヒッチコック・マガジン』5月号にショートショート5作品が掲載され、