岡山県倉敷市の小学5年の女児(11)を監禁したとして逮捕された藤原武容疑者(49)は、母親の介護に熱心な一方、岡山市内の住宅に1人で暮らし、周囲からは孤立状態とみられていた。近隣の男性は「おとなしい性格でアニメ好きだった」と話す。 近所の住民らによると、藤原容疑者の一家は数十年前に引っ越してきた。父親は数年前に亡くなり、母親は介護施設に入っているという。県外でイラストを描く仕事をしていたとみられる藤原容疑者は1年ほど前に戻ってきた。 昔から藤原容疑者を知る男性(46)は「アニメが好きで、地域や友達から孤立していた。おとなしい人だったのに、なぜこんなことになったのか」と驚いた様子。高校の同級生の男性も「物静かな感じだった」と高校時代を振り返った。