人は衣食住を充足すればそれで日々の暮らしにすべて満足するわけではなく、自分の趣味趣向にあわせて多様な娯楽を楽しむ時間を過ごすことで、はじめて生活の充実を確認することができる。人々はどのような趣味や娯楽をたしなんでいるのか、総務省統計局が2017年7月14日以降順次結果を発表している2016年社会生活基本調査から、その実情を確認していく(【平成28年社会生活基本調査】)。 今調査の調査要綱は先行記事の【ボランティア活動の実態】を参照のこと。 今件項目は回答時から過去1年間において、自分の趣味・娯楽としてその行動をしたか否かを聞いた結果をまとめたもの。調査では広範囲にわたる趣味・娯楽が対象となっているが、今回はパチンコ、テレビゲーム・パソコンゲーム、カラオケ、園芸・庭いじり、趣味としての読書、写真の撮影・プリント(機種の限定はないため、デジカメやスマートフォンによる撮影も含む)に限定した。頻度