ムハンマド・アリー・ジンナー(英語: Muhammad Ali Jinnah, ウルドゥー語: محمد علی جناح, ヒンディー語: मुहम्मद अली जिन्ना, 1876年12月25日 - 1948年9月11日)は、インド・ムスリム連盟およびムスリム連盟(英語版)の指導者。イギリス領インド帝国におけるムスリム(イスラム教徒)の有力指導者であり、第二次世界大戦後、ヒンドゥー教徒が多数派を占める地域との別個の国家を樹立するインド・パキスタン分離独立に関わり、パキスタンの初代総督となった。パキスタンでは「カーイデ・アーザム」(قائد اعظم :「最も偉大な指導者」の意)や、「バーバーイェ・コウム」(بابای قوم:建国の父の意)としても知られている。 グジャラート系のホージャー派ムスリムの子、ムハンマド・アリー・ジンナーバーイーとして、イギリス領インド帝国期のシンド