PGMのアコーディア・ゴルフ乗っ取り騒動は、ひとまず決着がついた。ゴルフ場運営2位のPGMホールディングスは1月18日、同首位のアコーディア・ゴルフに対する敵対的TOB(株式公開買い付け)が成立しなかったと発表した。17日まで実施したTOBへの応募は16.68%にとどまり、成立の下限としていた20.0%に届かず不成立となった。 この時、旧村上ファンドのメンバーが運営する投資会社レノ(東京・港区)は18.12%を保有していたが、TOBに応募しなかった。 PGMはパチンコ大手平和の子会社で、業種の垣根を越えたえた買収劇だった。平和は2011年12月、PGMを米投資ファンドから500億円で買収した。平和の子会社となったPGMは12年11月16日から13年1月17日までの期間に、アコーディア株式の50.1%(425億円)を上限にTOBを実施していた。TOBが成立すれば全国2400のゴルフ場の1割相