豚の飼育が盛んな千葉県旭市で1日夜、養豚場の豚舎4棟が全焼して2000頭余りの豚が死に、警察と消防が火事の原因を調べています。 1日午後7時半すぎ、旭市岩井の養豚場、下山農場を経営する男性から、「豚の飼育小屋から火が出ている」と消防に通報がありました。 消防車7台が消火に当たり、火はおよそ4時間後に消し止められましたが、木造平屋建ての豚舎4棟、およそ4000平方メートルが全焼しました。 けが人はいませんでした。 警察によりますと、この養豚場では6棟の豚舎でおよそ3000頭の豚が飼育されていて、経営者の男性は、「火事で2000頭余りが死んだ」と話しているということです。 焼けた豚舎ではふだんは火の気がなく、火が出た時間帯には従業員はいなかったということで、警察と消防が火事の原因を調べています。 千葉県では、豚の飼育数と出荷額が全国の都道府県でいずれも3番目に多く、特に旭市の周辺は養豚が盛んな