1日から暖房の設定温度を下げて厚着で過ごす「ウォームビズ」が始まりましたが、全国各地では「ウォームシェア」と呼ばれる取り組みが広がっています。 「ウォームシェア」は大勢の人たちが家庭などの電気を消して外出し、1か所に集まって時間を過ごすことで家庭の節電につなげる取り組みです。 山梨県市川三郷町では去年からこの取り組みを進めていて、1日から町営の温泉施設の料金を値下げし、これまで3時間だった利用時間の制限をなくしました。 町内に住む小林もり江さん(88)は早速、自宅の照明やテレビ、暖房の電源を消し、午前10時前に温泉施設に向かいました。 施設では午前中から多くの人たちが訪れていて、小林さんも温泉に入ったり友人たちと話し込んだりしていました。 小林さんは「家にいるとどうしても電気を使ってしまいますが、温泉に来たら節電ができるし、お友達とたくさん話もできるし楽しいです」と話していました。 この施