同級生から暴行されるなどのいじめを受けたとして、埼玉県在住の中学2年の男子生徒(13)が8日午後、警視庁東村山署に被害届を提出する。 母親らによると、男子生徒は東京都内の私立中学に入学した昨春以降、複数の同級生から暴行を受けたり、学生服や弁当をゴミ箱に入れられたりするいじめに遭っていた。 今年1月には、馬乗り状態で殴られたうえ、コンクリートの廊下に頭を打ち付けられて意識を失い、肋骨を骨折。その後、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断され、通学できなくなり、3月末に別の中学校に転校した。学校側にも何度か相談したが、改善されなかったという。